細い糸と太い糸、そしてその間くらいの糸を見事に組合わせて市松の刺し子を織ったのは兵庫県西脇市の「播州織」の織屋さんです。
この播州織の一番の特徴は、糸を先に染めてから柄を織る・・・といういわゆる先染めの織物です。

その糸の染め方にも各織屋ごとのこだわりがあり、今回のこの糸はわざと均一ではないムラを出すために、手間を惜しみなくかけてくれて、経糸や横糸が重なった部分の見え方など何度も試行錯誤して織り上げたものです。

この市松模様は、正方形が整然と続くので、終わりのない永遠の発展をイメージさせる縁起のいい柄ではあるのですが、これは裁断士(カッター)泣かせの柄でもあります。
縫製の世界ではあまり目立たない職業ですが、この市松模様の裁断を上手く切れるかどうかで、縫い上がりや、出来上がった商品の顔は随分違ってきます。この道50年のベテラン裁断士の見事な技も合わせて作品をご覧下さい。

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(cm)	S	M	L	XL
着丈	67.0	71.0	74.0	77.0
肩幅	42.5	46.0	48.0	51.5
身幅	51.0	54.0	57.0	59.5
袖丈	19.0	20.5	22.0	24.0

素材:

綿100%

※サイズ表記はあくまでも目安となります。種類やデザイン、素材などにより内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。