本州の中でもとりわけ豪雪地帯に多く見られる刺し子の文化。それも貧しい農村・・・・。
過酷な気候風土や、生活の困窮に屈することもなく、女性たちは囲炉裏の、パチパチという音と明りだけの世界で家族を想い、擦り切れた布をいつくしみながら、そこでしか生きられない人生を全うする命が圧倒的に多かったと言われています。
そんな津軽・白神山地の麓、西目屋村地方に伝わる「西こぎん」と言われるものを出来るだけ忠実に再現してみました。

針で一つ、ひとつ、目を拾う。気の遠くなるような作業をこの地の少女は五～六歳ころから練習をし始め段ごとに異なる、模様を刺して約四十数種類の模様を、複雑に組み合わせて、華麗な総合模様を作れるように何十年も刺し続けます。

そんな刺し子模様で、短いボレロのようなショ－トジャケットを作りました。
コンパクトなフォルムのショルダーには、アクセントになる二本のタックが入り少し大きくボリュームのある袖は袖口が広くなった七分袖になっています。
ハイウエストなパンツにも、フェミニンなスカートを合わせても相性がいいジャケットです。

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(cm)	F
着丈	44.5
肩幅	43.0
身幅	45.0
袖丈	45.0

素材:

綿100%

※この作品は、総柄の生地を使っています。 その為、裁断上の関係で一着一着 柄の見え方が異なります。 何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。 ※サイズ表記はあくまでも目安となります。種類やデザイン、素材などにより内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。