衣主がかねてより挑戦したいと願っていた“着抜”という技法、
生地から柄模様に合わせて色を抜き、その色を抜いたところに色を差す。
言葉では簡単に説明してしまう、その技法、実際に手仕事であれば、 過去にも柄表現のひとつとしては、作った事もある技法ではあります。
ただ、何が今回は違うのか…それは“総柄”ということ。
総柄ともなれば、畳1枚分ほどもあろうかというサイズの版を使うため、 まず均一に色柄を抜き上げることが難しくなり、 場合によっては、わずか30cmほどの範囲でも、 しっかり柄が見えたり、まったく柄が見えなかったり…。
それを今作品では、いよいよ成し遂げたというわけです。
その引き換えに1つ、「同じ場所に色を差す」ことができなかったのです。
ただ、現代ではそれはミスだとも言われることもあります。
しかし、出来上がった生地を見てみれば、 その表情はまるで技術の進歩していなかった、 古き時代の印刷物などにもあるような、レトロ感のある版ズレ。
これを良しと思える、衣らしい感性で作り上げた総柄着抜をお楽しみください。
言葉では簡単に説明してしまう、その技法、実際に手仕事であれば、 過去にも柄表現のひとつとしては、作った事もある技法ではあります。
ただ、何が今回は違うのか…それは“総柄”ということ。
総柄ともなれば、畳1枚分ほどもあろうかというサイズの版を使うため、 まず均一に色柄を抜き上げることが難しくなり、 場合によっては、わずか30cmほどの範囲でも、 しっかり柄が見えたり、まったく柄が見えなかったり…。
それを今作品では、いよいよ成し遂げたというわけです。
その引き換えに1つ、「同じ場所に色を差す」ことができなかったのです。
ただ、現代ではそれはミスだとも言われることもあります。
しかし、出来上がった生地を見てみれば、 その表情はまるで技術の進歩していなかった、 古き時代の印刷物などにもあるような、レトロ感のある版ズレ。
これを良しと思える、衣らしい感性で作り上げた総柄着抜をお楽しみください。
(cm) | F |
ウエスト寸(ゴム入り) | 68.0〜84.0 |
ワタリ | 38.0 |
前股ぐり | 36.0 |
後股ぐり | 39.0 |
裾幅 |
65.0 |
股下 | 58.0 |
素材: | 綿100% |
※「ウエスト寸」の寸法表記は、本体一周の長さとなります。 ※この作品は藍(インディゴ)で染めています。 雨や摩擦等で移染するおそれがございますので、単独でお洗濯くださいますようお願いいたします。 ※この作品の柄は職人による手作業のため、位置と色が一枚一枚異なります。 柄は同じでも全く同じ仕上がりのものは存在しません。 何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。 ※サイズ表記はあくまでも目安となります。種類やデザイン、素材などにより内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。 |