日本の北海道にしか、生息が確認されていないエゾシカ。

一時は絶滅寸前の危機に遭いながらも、保護の政策を行い今は随分回復してきましたが、逆に天敵であったエゾ狼の絶滅などで高い繁殖力を持つ彼らは、必要以上に増え続け農林業の被害もさることながら交通事故も、右肩上がりに増えています。
約4500件…昨年（2022）のエゾシカが関係する事故の発生状況です。

本来なら捨ててしまうこの皮を、丁寧になめし更にインディゴで染めることにより野生獣の天然革を作りました。
鹿革は革のカシミヤと呼ばれるほど、しなやかで軽くしっとりまとわりつく様な柔らかさがあります。
手入れをしながら使い込むことで色が育っていく、インディゴとともに個性的な経年変化を楽しむことが出来ます。
摩擦に弱く移染の恐れのある裏側やベルト部分は藍染ではない牛革を使用しています。

シンプルな形ではありますが、得意な抜染の技法で大胆な柄が施されています。
あまり厚みのない小物を入れて形を綺麗に保ちながらお使い下さい。

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(cm)	F
高さ	19.0
幅	14.0
厚さ（マチ）	5.0

素材:	前側：エゾ鹿100% 後側：牛革100% 生地：綿100%

※この作品の柄は職人による手作業のため、位置と色が一枚一枚異なります。柄は同じでも全く同じ仕上がりのものは存在しません。 何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。 ※この作品は藍(インディゴ)で染めています。 雨や摩擦等で移染するおそれがございますので、単独でお洗濯くださいますようお願いいたします。 ※天然皮革を使用している為、多少のキズやシワがある場合もございます。あらかじめご了承くださいませ。 ※サイズ表記はあくまでも目安となります。種類やデザイン、素材などにより内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。