針で一つ、一つ目を拾う・・・。
こぎん刺しの気の遠くなるような仕事を、この地方の少女は五～六歳頃から練習し始めたと言われています。
約40種類の単位模様を、複雑に組み合わせて華麗な模様を、作っていくのですが、特に、津軽の白神山の麓の 「西こぎん」と呼ばれている言われている所は、段ごとに異なる模様を刺しているのが特徴です。

それはイラン国内で織られ、夏の京都の祇園祭りを彩る鉾に掛けられているペルシャ絨毯の、製造工程にもどこか似ている所があります。

「伝統」という言葉を欠如させないため、長い時間をかけてその技術を小さな時から訓練させていく生活。
残念ながら日本は裕福な上か、その文化と伝統が消えつつあります・・・。

この作品は「刺し」で作ってきたものを「織」で表現したものです。

(cm)	M	L	XL
着丈	72.0	73.0	74.5
肩幅	44.0	47.0	49.5
身幅	53.5	57.0	59.0
袖丈	64.0	65.0	66.5

素材: 綿100%

※この作品は、総柄の生地を使っています。 その為、裁断上の関係で一着一着 柄の見え方が異なります。 何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。 ※サイズ表記はあくまでも目安となります。種類やデザイン、素材などにより内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。