色々な違う生地をつなぎ合わせて大きな一枚の布にすることをパッチワークといいます。

元々の言われは、お釈迦様の時代に大変貴重な布を托鉢で頂き、それを繋ぎ合わせて袈裟（けさ）を作ったのが始りと言われており、今でもお坊様が身に纏っている袈裟は、新品の布をわざわざ切って又縫い合わすパッチワークになっています。

このパンツも沢山の種類の生地を細かく、縫い合わせ普通の時間の何倍もかけて縫い上げたものです。

そこには桐の模様が抜き染めされて、主張する大きな柄はないにしろ、それぞれ寄せ集められた素材が溶け込み奥行の深いパンツに出来上がっています。

袈裟を縫う職人が話してました・・・・直ぐに完成しない、時間がかかる・・・・でも縫ってる間は小さな祈りの時間。それは命を懸けることと同じ意味なんですよ・・・・。

1枚は持っていただきたい…パッチワークの作品です。