別名「曼珠沙華」と呼ばれるこの花は仏教に由来した意味で「天界に咲く花」と言われ　おめでたい事が起こる兆しに現れる天から降ってくる赤い花だと崇められています。ですが日本ではその華やかな真っ赤から家に持ち帰ると火事になるとか・・・。

昔、土葬の時代に亡骸をネズミやモグラが悪戯しないように、毒のある球根を持つこの花をお墓周りに植えたことなどから、あまり良い印象を持たない人も少なくはないようです。

秋の彼岸という時期に咲く、鮮やかな赤い色の姿が妖艶で不気味な印象を与えてたのかも分かりません・・・。

赤い花の花ことばは「情熱」

白い花の花ことばは「想うはあなた一人」

色が無くなりつつある秋の田畑の縁に沿って列をなす花達は、見事な景観を目に焼き付けてくれます。

 このコートの素材は圧縮ニット（ウール）と呼ばれる素材で別名ボイルドウールとも呼ばれています。

その言葉通り生地に水またはお湯につけて縮ませ密度を高くする圧縮製造工程を通り出来上がった生地で、風を通さず防寒性に優れていて軽くて暖かいのも特徴です。コートにしたら少し短めのミディアム丈ですがマキシスカートやパンツ類と合わせてもバランスも良くカーディガン感覚でも羽織れるちょうどいいコート。

プリントと職人の手振り刺繍で描かれた曼珠沙華の花は誰もが足を止めて振り返るような絵になっています。