実際には存在しない空想の花に葉や蕾を付けてつる草のように表した唐花。
古代エジプトで生まれユーラシア大陸を旅して日本に伝わったと言われている文様です。

桜や菊のようにその季節がないため年中身に着けやすく、シンプルなのに華やかさがあるためおめでたい礼装用に、よく見られる文様でもあります。

その文様を精巧なサテン刺繍で表現しました。サテン刺繡とはある幅を、ジグザグステッチで繰り返してその面を埋めていきます。たいていはアップリケの周りを留めることに使われ広い面を覆うことは苦手な刺繡のため、 完成さすのに長い長い時間をかけて針は糸を埋め込んでくれました。

艶やかなサテン刺繡を纏うだけで、その場の空気さえゆっくりと変えてしまうような作品です。

■作品カラーについて
1〜9枚目…【淡インディゴ】
10〜18枚目…【インディゴ】

---

(cm)	F
着丈	83.0
肩幅	54.5
身幅	59.0
袖丈	48.0

素材:

綿100%

※この作品の刺繍は職人による手作業のため、位置と色が一枚一枚異なります。柄は同じでも全く同じ仕上がりのものは存在しません。 何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。 ※この作品は藍(インディゴ)で染めています。 雨や摩擦等で移染するおそれがございますので、単独でお洗濯くださいますようお願いいたします。 ※サイズ表記はあくまでも目安となります。種類やデザイン、素材などにより内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。