ザッザッザッ・・・パンパンパン・・・・。
古いシャトル機で織られる生地が、ガタンゴトンとノスタルジックな音を出すのに 比べ高密度の最新式の織機はこんな音がします。
衣の妖怪は大抵京都で、夜中2時過ぎに生まれるのに対して、この妖怪は播州の山奥で生まれました。
珍しく縦糸に赤い糸が掛かっているから何か織りませんか？お誘いに運よく乗れて生まれた赤い妖怪生地。

一反木綿の子供、ぬりかべ、唐傘お化け、死神女、座敷わらし、うわん、海坊主。
一つ目小僧、九尾の狐、三つ目、ヤブレ提灯、ぬらりひょん。

丁度いい丈感と、少し裾に向かって広がったAラインのチュニックワンピース。
袖という袖は付いてないのですが、肩幅を形が崩れないところまで広げて、見返しを付け袖にしました。

バンドカラーと呼ばれる首元を包み込むように、沿って立ち上がった衿に小さな折り返しを付けた、カジュアル過ぎず少し大人びた印象も含んだ形です。

すれ違う人たちがつい、目を奪われるような妖怪ジャガード織の作品です。

(cm)	F
着丈	90.0
肩幅	48.0
身幅	56.0
袖丈	29.5

素材:

綿100%

※この作品は、総柄の生地を使っています。 その為、裁断上の関係で一着一着 柄の見え方が異なります。 何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

※サイズ表記はあくまでも目安となります。種類やデザイン、素材などにより内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。