着物を着る時、一番気を遣う部分が衿元と言われています。
それを表わす言葉は「衣紋」（えもん）と言われ衿を少し後ろにずらして、首元を美しく空きを作る事が、大きなポイントとされています。
うなじの美しさや、艶やかさを強調してはんなりとした、抜け感を表わすためです。
中々洋服の世界では、それをそのまま表現するのは難しい為、衿の角度を少し緩めてこなれた印象の、打合せ襟のインディゴカットソ－を作りました。

そこに落とされた桜の柄は、光によって見える華やかな手振り刺繍の入った花たちと、その恩恵でさえぎられた暗い部分の影とを、巧みに使い分けた白と青に抜く技法で表現したものです。

より立体的に物語を、伝えてくれてる出来上がりです。

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(cm)	F
着丈	59.0
身幅	47.0
裄丈	42.0

素材:

綿100%

※この作品の柄と刺繍は職人による手作業のため、位置と色が一枚一枚異なります。柄は同じでも全く同じ仕上がりのものは存在しません。 何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。※この作品は藍(インディゴ)で染めています。 雨や摩擦等で移染するおそれがございますので、単独でお洗濯くださいますようお願いいたします。※サイズ表記はあくまでも目安となります。種類やデザイン、素材などにより内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。